レスポンスに制約を加える
インタラクションで要求されるレスポンスはさまざまな方法で設定することができます。これらはすべてのタイプのインタラクションで利用できるわけではありません。 QTIインタラクションの種類および PCIインタラクションの種類で各インタラクションについて説明しているセクションを参照してください。
選択肢の使用を制限する
特定の要素の使用回数を制限したい場合は、その要素をクリックしてください。すると、右側のパネルの Identifier ボックスにその要素が表示され、Allowed number of uses(使用許可回数)を設定することができます。例えば、これを最大1回に設定すると、受験者はその要素を1回のアソシエーション/マッチでしか使用できなくなります。
特定の行や列の使用回数を制限したい場合は、その行や列をクリックします。すると右側のパネルのIdentifier ボックスに表示され、Allowed number of uses(使用許可回数)を設定するオプションが表示されます。(インタラクションの種類によっては、Allowed number of matches/associations と表示されることもあります)。例えば、これを最大 1 に設定すると、受験者は関連する 1 つのマッチでのみその要素を使用することができます。
受験者に解答を義務付けるもの
受験者が回答をせずに次の問題に進むことを防ぎたい場合は、必須項目にチェックを入れてください。
注:Gap Match インタラクションの場合、このボックスは、テキストにギャップを挿入した後に表示されます。
特定のフォーマットやパターンを定義する
プレーンテキスト形式は、受験者からの入力として期待されるデフォルトの形式です。必要に応じて、[フォーマット] ボックスで、テキスト形式の種類を整形済みテキストまたはXHTMLに指定することができます。
回答に使用する 特定のパターンを指定することもできます 。これはパターン・マスク・ボックスで行うことができます。 パターンは QTI クリエイターで正規表現を使用して設定することができます。受験者の回答がパターンに一致しない場合、エラーが表示されます。パターンに沿って入力が修正されるまで、「解答」を提出することはできません。
回答の長さを制限する
最大長や単語数を設定することで、受験者が回答欄に入力するテキストの長さを制限することができます。また、「制約条件」で特定のパターンを 指定することもできます。
次のオプションは、応答に許される時間に関するもので、インタラクションの右側にある応答のプロパティパネルで設定されます。
試験時間の制限
アイテムをオーサリングする際、インタラクションのテキストスペースの外側をクリックしてください。これにより、チェックボックスをオンにして、インタラクションを時間依存(一定時間内に完了させる)に設定するオプションが表示されます。このオプションについては、テストの設定で詳しく説明します。